粗大ごみが消えるアパート

私が住んでいる地域では粗大ごみを出す際、自治体に回収費用を支払い粗大ごみに張るシールをもらい、回収日に指定の場所に置いておくとシールが貼られている粗大ごみだけが回収される仕組みになっています。先日断捨離をした際、タンスを回収してもらおうとお金を払い、夜中に回収場所へ置いたのですが、朝回収業者の方から回収するものが置かれていないと連絡が入りました。私は不思議に思い回収場所を確認しましたが、大きなタンスが本当になくなっていました。その時はそこまで気にしなかったのですが、後日足が壊れた椅子とかなり汚れたテレビ台をそれぞれ別の日に出したときもどちらも改修前に無くなっていました。なにが起きているのか不思議に思っていた時、私は見てしまいました。私の住んでいるアパートは、外国からきている技能実習生がたくさん滞在しています。彼らの部屋は必要最低限の家具のみ置いてあります。ある夜私が仕事から遅く帰宅したとき、実習生数人が必死に何かを運んでいました。それは、粗大ごみ回収場所に置いてあったアパートの住民の洋服タンスでした。私の粗大ごみを回収していたのは彼らだったのです。私はそれを見たとき怒りや腹立たしさではなく、驚きを感じました。私がごみと感じていたものは彼らにとっては宝だったのです。私は粗大ごみを回収してもらうために自治体に数千円以上支払ってきましたが非常に無駄なお金でした。だって彼らに言わせればお金を払ってでも欲しいものだからです。今はやっているフリマアプリやリサイクルショップは、当人から言わせれば粗大ごみでも、違うと感じる人もいるということをうまく利用した商売なのだと感じます。私も粗大ごみに対する見方を変える必要があると思いました。